労働時間の原則
平成9年4月1日から週40時間労働制が施行され、原則としてすべての事業場に
適用されています。 しかし、次の業種と規模に該当する事業場については、週40時
間制が適用されません。これらは特例措置対象事業場といいます。
週40時間制が適用されない事業場 |
週の法定労働時間 |
商業(卸・小売業)、理・美容業、倉庫業、等、映画・演劇業、病院、診療所等の保健衛生業、社会福祉施設、接客・娯楽業、飲食店等で、常時使用する労働者(パート・アルバイトを含む。以下同じ。)が10名未満のもの |
週44時間 |
週44時間特例措置対象事業場
業種 |
該当するもの |
商業 |
卸売業、小売業、理美容業、倉庫業、駐車場業、不動産管理業、出版業(印刷部門を除く。)その他の商業 |
映画・演劇業 |
映画の映写、演劇、その他興業の事業(映画製作・ビデオ製作の事業を除く。) |
保健衛生業 |
病院、診療所、保育園、老人ホーム等の社会福祉施設、浴場業(個室付き浴場業を除く。)、その他の保健衛生業 |
接客娯楽業 |
旅館、飲食店、ゴルフ場、公園・遊園地、その他の接客娯楽業 |
※ この特例の下に、1箇月単位の変形労働時間制及びフレックスタイム制を採用することは
できますが、1年単位の変形労働時間制または1週間単位の非定型的変形労働時間制を
採用する場合には、週40時間でなければなりません。
※ また、満18歳未満の年少者にはこの特例は適用されませんので、週40時間以内の労働
のみ可能です。
※週44時間制を実施する方法としては、次のようなものがあります。
●週6日労働の場合
・1日の所定労働時間を7時間20分以下とすること。
・1日の所定労働時間を1週のうち5日を8時間、残り1日を4時間とすること。
●1か月単位の変形労働時間制の導入
・1日の所定労働時間を8時間とし、隔週週休2日制とすること。
・営業時間に合わせて1か月間の交替制カレンダーを作成し、週所定労働時間を、
1か月を平均して44時間以下とすること。
「1か月単位の変形労働時間制」とは |
組合員のみなさま
ダウンロードコーナーに「変形労働時間制協定書(1年単位)」を追加しました。
常時労働者を雇用していて、1週間の所定労働時間で40時間(特例の場合は
44時間)を超える週がある場合、届出が必要です。
ご活用ください。 ↓ ↓ ↓
http://showakigyo.jp/member/download/
昭和企業組合では、京都府中小企業団体中央会様と連携して、
最盛期の3%まで落ち込んだ京友禅の技術を残すため、LLP(有
限責任事業組合)の設立・運営を支援しています。
型染めの技術を残していく取組から生まれた商品開発も4年目
をむかえました。悉皆業・デザイナー・染色工芸家が集まって京友
禅を生かして、現代のライフスタイルに合うような商品を開発しよう
と、ほぼ毎月集まって議論しています。
その取組から生まれた商品がコチラ ↓ ↓ ↓
「そめてん」 http://www.someten.com/
先日も、今後の取組を検討する会議に内閣官房室から専門家を
派遣していただき、老若男女喧々諤々議論しました。今後もがんばります。
京都府中小企業団体中央会様からの報告です。
京都府の景況 ー先行き不安感拭いきれず厳しい状況で推移ー
全体の景況 =各業界の業況は、経営環境に不安材料が多く、明るい兆し
がなかなか見えない中、先行き不安感は拭いきれず厳しい
状況での推移となった。また、1月は降雪する日が多く、
消費に影響が見られた。
◇製造業◇
・繊維、同製品=非常に厳しい状況が進行している。今年は海外生産、特に
中国からの輸入の動向がカギになってくる。
・出版、印刷 =厳しい状況で推移しており、冬の季節は終わりそうにない。
・鉄鋼、金属 =1月度の状況は、稼働日数が少ない分の売上は減少してい
るが、受注状況は12月度とほぼ同様である。業界全体で
見るとやはりバラツキがあり、先行不透明感はある。
・一般機械等 =円高も落ち着きを見せ、経済情勢は好転への兆しが感じら
れるものの、業況は一向に回復の傾向にはなく、依然、目
先の細かな収益性の悪い仕事しか入ってきていない状況に
ある。
・その他製造業=プラスチック製品製造業界では、部門によって若干上向い
ているもの、逆に鈍化気味のものがあり、全体の傾向が暫
くは読めない感じがする状況である。木材・木製品製造業
では、国内産は雪の影響で出材が減り、国産材の利用が
増えている中、価格が上昇している商品もある。
◇非製造業◇
・卸売業 =繊維・衣服等卸売業界では、今後どのように状況が変化し
ていくかが不明である。業界が縮小傾向にあるのは間違い
ないが、過去の姿から変化していく先が見えない状況が当
分続くと見られる。
・小売業 =燃料小売業界では、昨年末からの寒波で灯油の消費が急増
し供給が追いつかない地区も出ているとともに、スポット価格
も3割高となり、小売価格は前年同期比17%上昇している。
自動車小売業界では、エコカー補助金が平成22年9月上旬
で打ち切りとなり、新車販売は32%減少、良質の中古車も激
減している。
・商店街 =1月全体で見ると、人通りが少ないように見えた。寒波の襲来、
降雪、歳末の賑わいの反動、エコ減税の反動等の影響により、
消費は冷えていた。
・サービス業 =旅館業界では、年始の利用減、大雪による利用減もあったが、
例年通り推移したところもある。概ね例年より微減となった。情
報サービス業界では、人件費を含む一層のコスト低減に努めて
いるにも関わらず、経営環境は非常に厳しい。
・建設業 =季節的な(例年1月・2月は動きがない)要因もあるが、停滞感
が強い。造園工事業界では、寒肥やりが主な仕事のこの時期で
あるが、冬期のこの仕事すら節約する施主が増えており、売上
高の減少となっている。
・運輸、倉庫業=倉庫業界では、保管貨物での動きでは入庫は減少となったも
のの、出庫の動きは前年に比べ増加となった。保管残高につい
ても前年を上回る動きとなってきているが、今の情勢からは今後
の動きは見通せないところである。
→→→ http://www2.chuokai.or.jp/keikyou.asp
京都府中小企業団体中央会さまからのご案内です。
【参加申込受付中】広めよう!生かそう!「中小企業憲章」研修交流会
「中小企業憲章」の意義と内容を理解し、中小企業の社会性を自覚した経営
の強化・促進をはかり、地域経済の振興を担う企業作りをすすめる機会となる
よう京都府中小企業会館内の4団体(財団法人京都府中小企業センター、京都
府商工会連合会、京都中小企業家同友会及び京都府中小企業団体中央会、)の
共催により開催します。
■
■開催場所:京都府中小企業会館 8階802会議室
■開催内容:講演 『中小企業憲章』制定の意義とその内容について
講師 経済産業省 中小企業庁
事業環境部企画課長 宮本 昭彦 氏
■参加対象:組合役職員、組合員・中小企業経営者及びその役員・社員等々、
研修テーマに関心のある方
■参加申込方法等詳しくは、下記HPをご覧下さい。
【京都府中小企業団体中央会】
http://www.chuokai-kyoto.or.jp/whatsnew/20110314_kennsyou.pdf
京都府中小企業団体中央会さまからのご案内です。
【参加申込受付中】環境対策研究会
組合の皆様にご協力いただきました「環境問題対応実態調査アンケート」
(平成22年11月実施)の結果を通じて、取り組みの状況や、先進的な取り
組みをされている組合の事例をご紹介することで京都全体の環境意識の向
上と新たなビジネスチャンスの発見のため、調査報告会を兼ねて下記の通り
開催致します。
■
■開催場所:ホテルグランヴィア京都 5階「古今」
京都市下京区烏丸通塩小路下る(京都駅ビル)
■開催内容:(1)調査結果の報告(15:00から16:00)
「これからの環境問題対応について」
?環境問題対応実態調査から見える今後の課題?
講演 中小企業診断士 岩橋 亮 氏
(2)組合事例紹介 (16:00から16:30)
・京都左官協同組合
「シックハウスの起こらない漆喰の塗り壁」
・ヤサカグループ無線事業協同組合
「プラグインハイブリッド車とGPSデジタル無線」
(3)環境問題に関する意見交換(16:30から17:00)
■参加申込方法等詳しくは、下記HPをご覧下さい。
【京都府中小企業団体中央会】
http://www.chuokai-kyoto.or.jp/whatsnew/20110303kankyou.pdf
協会けんぽにご加入の皆様へ保険料率が変わります。
《全国健康保険協会京都支部》
協会けんぽにご加入の皆様(水色の健康保険証をお持ちの方)に大切なお知
らせです。
昨年春には保険料率の大幅な引上げ(8.19%→9.33%)をお願いせざ
るを得ませんでした。その後も保険料収入が落ち込む一方、医療費の支出が増
え、協会けんぽの財政は依然として厳しく、また現在抱えている累積赤字を着
実に解消する必要があることから、平成23年度の健康保険料率を見直さざる
を得ない状況となりました。加入者の皆様の医療保険制度を支えるため、ご理
解いただきますようお願い申し上げます。
■健康保険料率:<現行>9.33% ⇒ <本年3月?>9.50%
■介護保険料率:<現行>1.50% ⇒ <本年3月?>1.51%
■詳しくは、下記HPをご覧下さい。
http://www.chuokai-kyoto.or.jp/whatsnew/201103_hokenn.pdf
昨日は、経営者の方といっしょに金融機関へ行ってきました。
リーマンショック以来の不況で、借入金の返済がしんどくなって
きたからです。
平成21年から年施行された、中小企業金融円滑化法の努力義務
により、担当の方も条件変更等前向きに相談に乗ってくれます。
中小企業庁資料↓↓↓
今回の案件は、前年決算が赤字で当期も経営の見直しにより改
善は見込めるものの赤字決算になる見込みでしたが、キャッシュ
フロー改善についての相談を数ヶ月前から社長とすすめていたので、
金融機関の融資担当の方との相談も比較的スムーズに行えました。
検討した結果、半年間の元本返済猶予となりました。
しかし、原則的に期間の延長とはならなかったので、引き続いて
相談しながらすすめていくことになりました。
収入減少した方の住宅ローンなども対象です。
中小企業庁資料↓↓↓
2月6日京都市北区上賀茂にあるMKボウル上賀茂で、
第40回京都府中小企業労務改善集団従業員ボウリング大会(...ながっ。)
が開催され、昭和企業組合から合同チームを作って参加してきました。
(ストライクにガッツポーズ!)
メンバーは、セイコーPのKさんIさん、ばんばのSさんでした。
結果は、全11チーム中7位と健闘(?)1日楽しく交流できました。
参加者からは、昭和企業組合でもこのような取組をしてほしいなどの
感想をいただきました。みなさん懲りずに来年も参加してくださいねー。
当事務所の数百メートル南にある京都大学の博物館に、「はやぶさ」が2月6日
まで展示されているということで、滑り込みで見に行ってきました。さすが最終日
という混雑でした。
「はやぶさ」の部品には中小企業が研究開発したものが採用されているそう
ですが、その後宇宙関連事業から撤退した中小企業もあるそうです。
事業仕分けで「2番じゃだめなんですか?」って言ってたのを思い出します。
グローバル企業だけでなく、その国の中小企業を守り育てるることが、日本が
成長していくカギだと改めて思いました。
実物が展示されていて、大気圏突入の際、外装の耐熱材が焼け焦げていました。
涙が出そうになりましたよ。(T_T)
(写真はレプリカ、本物は撮影禁止でした(涙))
ちなみに、京都大学内にある。レストランは休日でもお手頃な値段でランチが食べ
られます。
年金を受け取る権利のある60歳から64歳までの方が、退職後1日も
空くことなく同じ会社に継続して再雇用された場合、再雇用された月
から、再雇用後の給与に応じた標準報酬月額に決定できることにな
りました。
今までは定年退職後再雇用に該当する場合のみ、再雇用月から標
準報酬を変更することができました。今後は、60歳?64歳の間の退
職後再雇用であれば、再雇用月から標準報酬が変更できるので、実
質的な再雇用被保険者の負担が軽減されます。
当組合事務所を徒歩5分ほど南へ歩くと吉田神社があります。
今年も2月2日から4日の午前まで節分祭が執り行われます。
昨年一年間我が家を護ってくれたお札を焼いてもらいに行きます。
(昨年の写真)
配偶者控除(確定申告)
今さらですが、ホームページを新しくしたのでUPしておきます。
国税庁タックスアンサー:配偶者控除 ↓ ↓ ↓
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1191.htm
控除を受けるには、内縁関係でなく、婚姻の届け出をして1日でも
婚姻関係があることが必要です。相続税法の配偶者控除も同じです。
(年金や健康保険等は内縁関係での受給権が認められています。)
※所得税法上の所得制限は38万円以下(給与収入103万円以下)と
なっていますが、 住民税では35万円(同100万円)以下となります。
※健保被扶養者及び国民年金第3号被保険者の収入要件は130万円未満。